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テレビ取材
先日、某テレビ局から電話があり、「そちらの会社では住宅のリフォームをされているとうかがったのですが—。」
(東京局番やのに、どこで聞いてきてん—。)
「どこか欠陥住宅を知っていれば紹介して欲しいのですが—。」
「特に無いですよ!」と言って話が終わりましたが、実は全く心あたりがない訳ではありません。
その口調や言い回しにデリカシーが感じられなかったので、大切なお客様をさらし者のようにされたくないと思いました。又、演出したオーバートークもさせられたくないと思いました。
自分の住んでいる建物を欠陥と認識することはつらいと思います。それを、変に悲観的にせずに客観的に伝え、必要な補修を一緒に考えるのが私の仕事だと思いますが、テレビが介在するとおもちゃにされてしまうような気がします。
不必要に悲劇的にされる報道は、私の考えに合いません。テレビに出る可能性もありますが、それもゴメンです。私にとっては、現在のお客様との関係を維持していくことの方がよほど大切です。