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お得意様なのですが・・・トホホなお客様

 今日は、あるお得意様と縁を切る決断をしました。この5年間で、11度に及ぶ工事依頼を受け、普通に考えたらありえない話だと思うのですが。
実は以前より、ずいぶん我慢をしてきました。

(1) いつも必ず無理な値切りをし、妥協して値段が決まってから、「ついでにあれも頼む」「これもサービスでやっといて」のオンパレード。
「ついで」の方がハードなのは当たり前。

(2) 「安かったら何でもいい」とはおっしゃるのですが、フタを開けてみると、「もうちょっと見栄えのいいやつ」

(3) 「今やったらいてると思って」と言いながら、日曜・早朝・深夜の電話。ひどい時には、大型台風で現場を休んでいる日に、「台風やったらいてると思って・・・。今からこの間の集金にきてくれはる?」
「別にせいてませんから、またあらためて伺いますよ」
「私、はよ払わんと気持ち悪いから、今すぐ来て」
請求書だして、2週間近くほったらかしといて、大型台風で社員・職人を休ませている時にこの電話。

(4) 見積書を提出して、10日ぐらいは平気でそのままにしておくのに、いざ頼むと、
「明日から来て」「何でこられへんの」「何とかしてよ」
ひどい時には、前日の21時ぐらいに電話してきて、
「じゃあ、明日の朝来てくれはるな?」
うちは、そんなにヒマそうなのか。夜、私が会社の電話に出なくなったのは、この方のおかげです。

(5) 材料をとって段取りしていても、ちょっと気が変わったら、「あれはもうええわ。やめといて」
まだ、在庫で持ってるちゅうねん。もう処分しよ。今回、また増えたしね。

まだまだ、あるのですが、そろそろやめておきます。今回は工事依頼を断わりました。何のメリットもないばかりか、振り回されてこちらのペースがおかしくなってしまいます。何よりも、精神衛生上、悪い!
お客様に対し、こちらから「NO」を出すことは、批判を受けることもあるかと思いますが、うちは時々、発生します。でも、それは他の多くの、優良なるお客様を守るひとつの手立てであるとの認識をもっています。

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