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それぐらい何とかせい!
今日は意外な訪客があった。先日、まとまったリフォーム工事の見積もりをさせていただいたのだが、奥様の知り合いの工務店に頼むことにしたと、断りの電話をくださった方だ。
「先日は失礼なことをしまして・・・」
「いいえ、それは結構です。見積もりっていうのはそんなものです」
「それが困ったことになりまして・・・」
よくよく聞くと、表札の交換をしてもらえないらしい。「うちでは出来ないと突っぱねた」という。他でもそれだけしてくれるところがなく、困ったのでお願いに来たとのこと。
それぐらい出来ないようなことで、よく工務店の看板をあげてるなと、ばかばかしいやら、自分のお客様をほったらかしにする根性が憎たらしいやら。自分がようせんかっても、出来る人間ぐらい捜して引っ張ってきてあげんかい。
正直なところ、それぐらいの仕事、「そこでやっていただいたら」と言いたいところだが、困っているとおっしゃるので引き受けることにした。
今日は、久しぶりに不愉快な気分だった。それはお客様に対してではなく業者に対してだ。自分のやりたい仕事だけやって、やりたくない仕事は知らんぷりか。それも知り合いだというのに。
お客様というものは、やはり我々を頼っていると思うし、また思いたい。それぐらい何とかせい!
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こんにちは、吉信秀樹です。
前回の日記で書かせていただいた、鏑木さんに私を紹介してくださった方から、連絡がありました。少しお話させていただきましたが、後から考えると、御礼の言葉が私の気持ちを表すのに充分ではなかったと思いました。ところで、八王子ではなく宇都宮だそうです。何でそんなに間違えたのかな。失礼いたしました。また、ありがとうございました。
では、またお会いしましょう。