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大人扱いができない社会
今日は長女の小学校の運動会に行ってきました。朝から席取りをして、家族で楽しんだのですが、なぜそうなっていくのかと考えさせられることもありました。
例によって、昼食時、アルコールは一切ダメとのお達し。幼稚園でも、長女が通い始めたときは問題なかったが、現在ではダメ。なぜ、そうなるのか妻に尋ねると、飲みすぎてはめをはずす人がいるからだという。
つまり、一部に飲みすぎて脱線する人がいるから、全面禁止にするという考え方らしい。これって、あまりにも父兄を子ども扱いしていないか。
昔から、学校の運動会は地域のお祭りの位置づけで、いわゆる冠婚葬祭の「さい」にあたる。祭りに酒はつきもので、運動会のお弁当にビールがつくくらい当たり前の光景だった。
しかるに、現在ではそうではない。古くからある習慣をくずしてまでも、自己管理を求めるのではなく、規制でしばろうとする。
確かに、わけのわからん大人も増えた。「モンスターペアレント」なる理解しがたい人種も出てくる世相であるから、学校関係者もこれまでと考え方を変えないとやっていけないこともあるとは思う。それにしてもこのことにかかわらず、学校からでるお達しは「そこまで子ども扱いせんといかんか」と思うものが多い。
世の中全体の流れなので、学校にどうこう言ってもはじまらぬが、子どもの運動会でビールの1本ぐらい機嫌良く飲ませる大人な社会であって欲しい。これって、非常識ですか?
ちなみに、当社の社員の扱いはいたって大人の扱いです。朝、現場に直行するのも、夕方、家に直帰するのも自由です。報告は必要ですけどね。さぼろうと思えば、さぼることはできる。なぜ、そうするのか。ここで書くと長くなるので、また改めます。
1億総子ども化。現在の社会の流れを見ると、そんな気がします。
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こんにちは、吉信秀樹です。
車の飲酒検問も厳しくなり、昔は結婚式や上棟式で少しよばれても許してもらえたそうですが、現在ではそうではないようです。おかげで、上棟式も昔のように現場で一杯飲むことができません。祝い事でのお付き合いの一杯もご法度です。堅苦しい世の中になりましたね。
では、またお会いしましょう