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笹とり-いい勉強をさせていただいています
今年も七夕を迎えて、昨日は朝6時から笹をとりに行ってきました。娘の幼稚園での行事に使うもので、他のお父さん数人と行きます。
長女の年中さんの時から、役員になり、この笹とりも今年で6年目です。下の子が卒園するまでに、あと2年はやらないといけないので、足掛け8年になります。秋の運動会の準備も同じです。
最初は、嫌でした。許されることなら行きたくなかったです。当時は社員もきっしゃんだけで、私は毎日現場で大工をしていたので、「なんで仕事に穴を開けてまで、自分が行かんといかんのか」と後ろ向きの気持ちを否定できませんでした。役員自体、何度断っても、離してくれなかったからです。
当時、私は榛原で大きな現場をかかえておりまして、必死でしたから2ヶ月間1日も休まず、朝は7時前に家をでて、19時すぎに会社にもどり、夜中にペーパーワークをする生活をつづけていました。その中での、幼稚園の役員依頼でしたから、「他に誰かおらんのか」といつも思ってました。
ところが2年もすると、すっかり幼稚園の中で市民権を得て、居心地がよくなってきます。先生方も明らかに他のお父さんと私に対する接し方が変わったりするからです。感謝されることで、自分の気持ちが洗われていくような感じです。
そのうち、同じ行かんといかんのなら、楽しみにして、もっと前向きに行こう、娘が世話になっている幼稚園に少しでも恩返しをしようという気持ちで行くようになりました。
すると面白いものですね、すーっとネガティブな感情が消えて、「よし、いっちょう働くぞ!」となります。あんなに嫌がってたのにね。
今年も小雨でどろんこになりましたが、楽しんでとって来ました。同じことに取り組むのでも、自分の気持ちの持ち方一つで、見える世界がガラっと変わる。理屈では簡単ですが、本当に貴重な体験をさせていただいたなと、今では逆に感謝しています。
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こんにちは、吉信秀樹です。
先日この欄に書いた有香さん(以前、当社でアルバイト。現在保険屋さん)には、「男の約束やから、保険は切り替えへんで」と言っていましたが、昨夜のメールで「ちょこちょこ顔を出すので、気付いたことをじゃんじゃん指摘してください」とのこと。なんや、意外に上手いやないか。
では、またお会いしましょう!