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歴史に学べ

私には全く実感がないのですが、どうやら世間では若い女性の間で「戦国武将ブーム」なるものがおこっているらしい。世間でブームになるものなんてつまらないものばかりだと思っていましたが、意外の感が強いです。

正直なところ「俺の時代が来た!」と思いました。これで少しはもてるかもなどと、下衆の思案をしておりましたが、残念ながら何の影響もありません。ははは。

戦国武将の生き様に魅力を感じるようです。いいじゃないですか、芸能人にお熱をあげるより、よほど好感がもてます。ただテレビでは「直江兼続や片倉小十郎などのマイナーな武将に人気があつまっています」と言っていたが、この二人のどこがマイナーやねん。

私はとても歴史に関心があります。最初は、現在のブームと同じで戦国武将の生き様にひかれました。高校生の頃に山岡荘八や吉川英治を読み込みました。大学に入って、司馬遼太郎にはまりました。そのうち、歴史小説のみではあきたらず、専門書などもよく読むようになりました。出版されている年表なども、あまりいいものがないので、現在自分の趣味としてまとめようという作業をしています。

なぜ、そんなに面白いのか。歴史の登場人物の「完結した人生」を眺めることができるからです。こんな性格でこんな考え方の○○さんは、結局こうなって人生を終わった。作り物でない人生の教科書なんです。

また、時代の波に逆らうことはどんな英雄でも至難の技であって、時代の波に乗ると実力以上の力を発揮することがある。こんなことが、腹の底からわかるようになります。

私は、転機の際にアドバイスを求めるような先輩にはめぐりあえていないのですが、常に歴史上の人物が教えを授けてくれます。困った時には、いつも原理原則に立ち返ります。その原理原則は歴史の中にあります。何百年たっても、人の心は変らないのです。

私は歴史に強くなることは、人間の芯をつくるうえでとても大切なことだと思います。「戦国武将ブーム」いいじゃないですか、でもホンマにそんなんおこってるのかなあ。若い女性とゆっくり歴史談義なんて、私には縁がありそうにありません。

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こんにちは、吉信秀樹です。
今回の入退院にともない、多くの方からお見舞いや退院祝をいただきました。ありがとうございます。恐縮しきりです。少しよくなりまして、3分ぐらいなら歩くことができるようになりました。もう少しのんびりしようと思っていたのですが、今日は結局、ほとんどフルに机に向かっていました。
では、またお会いしましょう!

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