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基本に返れ
今日の日記は、私の宣言書です。お客様はあたたかい目で見ていただければと思いますが、当社の社員や協力業者の方々は心して読んでいただきたいと思います。
先週は、私がお手本とすべき工務店の社長様にお会いすることができました。なんと二人もです。まず、その出会いがあったことに深く感謝します。ありがとうございます。そして、私などにしっかり話してくださったことに深く感謝します。ありがとうございます。そして、私が素直に受け止められる環境を与えてくれている世間に感謝します。ありがとうございます。
お二人とも、いわゆる成功者ですが、お一人は私より若い方です。社長歴も私の方が長いです。でも、私よりずっとしっかりしている。もうお一人は、この業界ではカリスマで、功成り名を遂げた方です。私の父のような御歳です。
お二人のお話をじっくり聞いていると、自分がいかにぬるい仕事をしているのかよくわかりました。お二人とも基本的なことを徹底するということをとても大切にしていらっしゃいます。
基本とはなんぞや。現場をきれいにする。他のどの工務店よりもきれいにする。社員の教育をきっちりする。身だしなみをととのえ、マナーを守る。元気よくあいさつする。単に仕事を教えるのではなく、人間教育をきっちりと行う。もちろん、協力業者もこれに準ずる。
私も上記のことは重要なこととして、取り組んでいましたが、それがいかに生ぬるいかよくわかりました。これは、勇気をふりしぼって、なあなあで仕事をしている人間を一掃する覚悟でことにいどまなければならない。
難しいことは言いません。現場を片付ける。自分の弁当のゴミを現場に放置せず持って帰る。靴はならべる。だらしない服装をしない。約束を守る。来られなくなったら連絡を入れる。くわえタバコで仕事をしない。仕事どころかお客様の家の中でも吸わない。
結局、こういうあたりまえのことができる会社が強い。逆にいうと、できていない会社がいかに多いかということになる。私はこの業績好調の二人の社長様から、広告の打ち方や営業のテクニックなどを学ぼうとは思いません。そんな小手先の技術で会社が好調になるのなら、つぶれる会社なんかあるわけがない。それよりも、「基本」を大切にする心構えと、あたりまえのことをあたりまえにする実践力を学びたい。
今後、定期的に業者や職人の方にも勉強会に参加していただきます。もちろん、現場でも話します。
「基本に返る」「基本を忠実に守る」バカの一つ覚えでいきたい。全てはお客様のために、お客様に信頼していただける会社になるために・・・。
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こんにちは、吉信秀樹です。
先週の東京出張のおり、次女のかんちゃんがインフルエンザで高熱を出していました。とても心配でしたが、妻のひさちゃんが頑張って家庭内での感染を止めてくれました。ひさちゃん、ありがとう。看病は手伝えなかったけど、その分、勉強したことを生かして、もっと幸せにしてあげるからね。
では、またお会いしましょう!