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吉信社長の工事現場日記

大工あがりの吉信社長が人生観を語るブログ

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2025.02.23

すいません、それ関係ないと思います!

 リフォームをさせていただいた時に、たまたま時期を同じくして何らかの不調と言うか変化(劣化)が住宅にみられることがあります。たまたまタイミングがあっているだけなのですが、お客様としては何かリフォームに不具合があったのではないかとどうしても考えてしまいます。

 ややこしい人じゃなくていい人でもあるんです。善意で普通にそう思われるんです。ちゃんと説明をすると、たいていの方はご理解いただけますが、中にはどうしてもご納得いただけないことがあります。時には、もう早くすっきりさせたいから全くいわれのないサービス工事をすることもあります。

 例えば、内装のリフォームをさせていただいた現場で「リフォーム後に雨漏りがするようになったので(無償で)直して欲しい」とおっしゃいます。確認すると、屋根の谷の部分の板金がすっかり傷んでいてそこから漏れている模様。

「今回は屋根とか外装は全くさわっていませんし、リフォームとは関係ないと思いますよ」
「でもリフォームしてから漏れるようになりましたよ」
「それは、すいませんけど、たまたまそういうタイミングになったということじゃないでしょうか」

「お風呂のリフォームをしてから外部の排水の調子が悪いんです」
調べてみると、外部排水が逆勾配になっていました。
「勾配が逆さになっているので、元からだったんじゃないですかね」

 どちらも何とかご理解を得て、修繕の見積の話になる。

 最近、8年前の外壁塗装の現場で外壁にクラックが見つかり、雨漏りしているとのこと。見に行くと確かにクラックは入っているが、これはある程度不可抗力。中の雨漏りはクラックの位置とは関係なくシミの形は完全に結露。雨漏りのシミではない。寝たきりの方がいらっしゃって加湿器をまわし続け、室内は大げさな表現ではなく温室のよう。これで結露確定。

 普通に考えて、当社に責任はないと思われるが「信頼してたのにがっかりした」の一点張りなので、そのクロスは貼り替えをさせていただくこととしました。クラックも保証期間はすぎているが足場も組んで対応。

 昔からこんな調子で、他社では絶対にしないようなやり替えを何度かしてきました。いくら関係なくても、こちらに責任がなくても、依頼してくださった時のことを想うと「そんなん知らん」と言えない損な性分なんです。

 でも、こんな時は「次は何を頼まれても絶対に行かない」と強い決心はしています(微笑)。幸い当社はいいお客様ばかりで、そんなことは滅多にないんですが、5~6年に一度ぐらいはそんなことがあったような気がします。

 ただそのかわり、裁判をするようなもめかたはしたことないですね。世間には裁判慣れしている会社も少なくないとは聞いていますが、私は裁判で勝つよりはさっさと折れて済ませたほうがいいタイプなんです。これを読んで無理難題を言われても困るのですが・・・(苦笑)。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
寒さもそろそろピークですかね。これから少しずつ暖かくなるのが楽しみです。冬は冬で嫌いじゃないし、春は春で花粉がイヤなのですが(笑)。
 では、またお会いしましょう!

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