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2024.10.04

耐震診断のセカンドオピニオン

 先日、耐震診断の依頼を受けて行ってきました。うかがうと、なんでも他社様ですでに耐震診断もしてもらって、補強提案も受けているがけっこう高額なので、この補強方法にのっとって見積もりをして欲しいとのこと。

 耐震診断を一からするつもりだったので、いささか拍子抜けしたのですが、まあそれもいいかと補強提案を見せていただいたのですが、そもそもそれが適切かどうか判断したいので元の診断結果を見せていただきました。

 「費用が高額だから、相見積りをして欲しいということであれば、そもそも補強の方法から提案させていただきましょうか?」と申し出て、了承いただきました。そうでないとあまり意味がないと思うからです。やっぱりリフォームの相見積もりは全く同じことをして金額だけ比較してもつまらない。提案をくらべないと。

 補強提案を作るために、現状を自社でも耐震ソフトに入力してみました。多少の誤差はあるものですが、けっこう大きな差がついたのでどこが違うのか確認してゆくと、先方の耐震診断は重要なところで間違いがありました。短辺の長さによる必要壁量の形状割増がいらないのにカウントされていたわけです。

 すると、当然のことながら当社の耐震診断のほうが評点が高くなりました。先方が0.52で当社が0.80です。補強工事も小規模で住み、工事費用も安くなりました。先方がおいくらであったのかは聞いていないのですが、お客様は「半分以下になった」と喜んでいらっしゃいました。

 これまでも、他社様の耐震診断と並べてみて、誤差程度の数字の差異はあるのが普通なのですが、これぐらい差がつくことは初めてなので、けっこう意外だったのですが、「こういうこともあるんやなあ」と勉強になりました。

 今回のお客様はそういう理由じゃなかったのですが、もし、結果に違和感をお感じになったら、耐震診断のセカンドオピニオンもありかということをつらつら考えておりました。もっとも、私はいつも劣化度による低減係数をかけないので、他社様よりは「甘い診断」をしているのですが・・・。不必要に脅かすような診断をしたくないんです。

 少し詳しく話してみました。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
阪神タイガースの連覇の夢がついえました。「普通にやったら3連覇はする」と言い続けてきましたが、普通にできませんでした。まあ、これだけ誤算続きでようやったとしておきましょう。岡田さんは今年限りらしいが、来年弱くなるのが怖い・・・。
 では、またお会いしましょう! 

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