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2023.10.07
「室外機の電磁波についてしゃべってください」
先日、ユーチューブで電磁波の話をされているのを見ましたと、高齢だと思われる男性から電話がありました。関西圏の方ではありません。実はこの方が電話をかけてくださるのは2回目なんです。
前回は「お隣の家がこちらに向けてエアコンの室外機を3台並べて迷惑している。なんとか動かしてもらうことはできないか?」といった趣旨のものでした。室外機から出る電磁波で体調を崩されているとのこと。相当に困っていらっしゃるらしく、間に塀も作ったが効果がないとのこと。そうですねえ、ないだろうなと思います。
そして、「人の家に室外機を3台も向けて非常識ではないか」「法律的に問題はないのか」「なんとか移動させられないのか」といったことをえんえんとおっしゃいます。
「それは立地によって充分にあり得るんじゃないですか」「法律的には問題はないですね」「他人様の使い方なので、どうしようもないんじゃないですか」とお答えすると、「あなたは電磁波のことをユーチューブで話していたからわかってもらえると思ってた。もういいです」と言って電話をお切りになりました。
そんなこともすっかり忘れた数ヶ月後、またこの方から電話がかかってきました。
「どこへ聞いても『しょうがない』と言われるので、あちこちかけまくってるんです」
「そうですね、以前うちにもかけてくださいましたね」
「そうでしたか、もうどこにかけたかわからんようになってしもうて」
改めて、「どうしたらいいと思いますか」とお尋ねになるので、「建物で電磁波対策をするしかないんじゃないですかね」と申し上げると、「どうするんですか?」と重ねてお尋ねになります。「色々方法はありますが・・・」と説明を始めようとすると、それはあまり関心がなさそうで、さえぎって「室外機を3台も隣の家に向けるなんて非常識だ」「そんなことが他でもあるのか」と結局どうどうめぐりのグチになります。
「(室外機が3台ならぶことも)あっておかしくないんじゃないですか」と答えると、「あなた、今度、室外機の電磁波の害についてユーチューブでしゃべってください。お願いしますよ。ユーチューブで室外機の電磁波についてしゃべってください」と3度ほど繰り返されます。
「いや、すいませんが、エアコンの室外機の電磁波というテーマで一本話せるようなネタがありません(苦笑)」とお断りすると「あなたならわかってもらえると思ったんだけど、もういいです」と言って電話をお切りになりました。
さて、期待を裏切ったことは間違いなさそうなので申し訳ないとは思うのですが、しょうがないですわね。3度目の電話はあるのだろうか。
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こんにちは、吉信秀樹です。
今日は妻の誕生日です。本来なら以前のように娘たちと食事を用意して、手作りのお祝いをしてあげたいのですが、外食することになりました。まあ、妻が楽をする日ということでいいかと思います。吉信家もだんだんインスタントになってきました。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: シックハウス