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2023.09.29
翻訳ソフトも役に立つ(後編)
目指す病院に着きました。観光客の相手には慣れていない地元民の病院です。右ひざに水が溜まっているので抜いて欲しいというカタコトの英語はなんとかタクシーの中で組み立てたのですが、いきなり問診票というハードルが・・・。
あたりまえですが、全部、英語。そこそこ埋めたがよくわからないところはトークでしのごうと(そのほうが難しい、苦笑)空欄に。すると、受付の女性が書いていないところを指さして「here、here」と言う。しょうがないから雰囲気で埋めていく(笑)。
そこから口頭での説明を求められるのですが、問診票のほうがよかった!(笑)。問診票は活字なので、何が書いてあるかは読めるし、それなりに意味はわかります。しかし会話になると、ヒヤリングが全くできない。耳がおバカなんです。
そうか、書いてもらったらいいんだ!と思い、スマホを取り出し「Write please」と打ってくれるように頼むと、その女性のほうがだいぶん上手(うわて)でした。Oh!と反応すると、自分のスマホを取り出して、翻訳ソフトで打ってくれました。これはいい!この時の感激はなかなか言葉で表せない。
私もその場でインストールして(今まで使ったことなかった)、お互いにスマホでやりとりするようになって、ようやく話が前に進み始めました。助かった!
治療も望むようにしてもらえました。いつになくひどい腫れ方をしていたのですが、なんと注射器5本分も水を抜いてもらいました。その日の夕方には、なんとか車イスはなくても動けるように。さらに翌日にはびっこを引きながらでも海に入り、ようやく少しだけハワイらしい気分を味わいました。保険もないので527ドルもかかったのですが、まあ、しょうがないと思えました。
翻訳ソフトって便利ですね、これからもっと使おう!どこでや?と思わんこともないが。文明の利器のありがたみを感じた旅行でした。
PS その527ドルの治療費も往復のタクシー代も、クレジットカードについてる保険ででるとのこと。なんとありがたい。
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こんにちは、吉信秀樹です。
まだまだ、あいさつ代わりに「暑いな~」という声をよく聞きますが、私はあまり暑さ寒さは言いたくないんです。「夏は暑いもんです」といった愛想のない返事が多いのですが、これは大村益次郎の影響です。会ったこともないのに(笑)。
では、またお会いしましょう。
カテゴリー: ちょっと寄り道・・・随想風(?)