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2022.12.08
民主主義が死んでる日本・・・長野市の公園問題、公憤はないか
長野市青木島にある公園がたった一人の「子どもの声がうるさい」という苦情のために閉鎖されるとのこと。それについての市への問合せは165件にのぼると言います。
民主主義の大原則は多数決だと子どもの頃に習いましたが、現在の日本はそのあたりまえのことを通すことができる胆力のあるリーダーがいません。つまり、自分勝手なわがままを強く主張する人がいたら、静かにしてもらうためにその希望を聞くといった妙な社会です。私の印象では平成17~18年ぐらいからそんな世の中になっています。
たった一人のクレームのために、どうしてたくさんの子どもや親が必要としている公園を閉鎖しないといけないのか。民主主義の原則で言えば、「多数決で公園は残すから、いやならあなたは遠くへ引越しなさい」というのが本当じゃないかと思います。
正論にフタをして、声の大きな人に黙ってもらう。公憤という言葉がありますが、それも死語になったような気がします。男子の怒りは私憤ではなく公憤でないといかん。現代日本は私憤はあちこちで見かけるが、公憤が見えないところに、何とも言えぬ淋しさというか日本の暗さを感じる今日この頃です。リーダーに公憤があれば、こんなバカな判断はしない。
しかし、この苦情者はどこぞの大学の名誉教授だという。社会的に立派な人なんかしらんが、人間的には実にくだらん。人間は公のために私を制限して人間であると思う。私が公に勝っているようでは犬や猫と変らん。
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こんにちは、吉信秀樹です。
サッカー日本代表、残念でした。勝てる試合だっただけに惜しかった。経験の差と言うかクロアチアのほうが大人のチームでしたね。ベスト8の楽しみは4年後に。しかし、ワールドカップはよくできてる。WBCなんかと全然違う。さすがです。
では、またお会いしましょう!