ここから本文です。
2022.06.18
中古住宅の購入相談は工務店で
昨日の夕方、中古住宅を購入してリフォーム希望のお客様と建物を見に行ってきました。お客様は先に外からご覧になっていてそこそこ乗り気でいらっしゃったので、私はどんな風にリフォームできるかの内容の相談をするつもりで行きました。
私は中古住宅の確認をするときに必ずチェックする項目として、建物の傾きと床下の湿度やシロアリを見ます。それ以外のところはどんなに傷んでいたり汚れていてもどうにでも出来るからです。
もちろん、傾きなども直せないことはないのですが、曳家工事と言ってけっこう高額になり、そこまでするのなら建て替えのほうがいいと思います。中古を買ってやることじゃないと考えています。
さて、今回は私はお客様よりも先に着き建物の状態を確認していたのですが、なかなか傾きがきついんです。床も柱も1000分の8~9ぐらいは傾いています。蟻害もくっきりと確認でき、「がっかりされるだろうな」と思って私もがっかりしました。
お客様がいらっしゃって、私は「こうこうでこの家はあまりおすすめできません」と申し上げると、少しがっかりされたそぶりはありましたが、
「そうなんですね、わかりました」
「そういうことが大事なんですね」
「いままでそんなこと言われたことなかったです」
とかえって喜んでくださったような気がしました。
そうなんです、不動産屋さんはそういうことはよくわかりませんし、契約をまとめるのが一番大切なのでわかっても言いません。私たち工務店は、その後にいいリフォームをしたいと考えているので、どうしても建物の状態が大切なんです。
残念な結果ではありましたが、信頼関係も深まったと感じましたし、次を頑張ってさがします。
ちなみに建物の傾きについては、この動画をご覧いただきたいです。
「床の傾きが自律神経を傷める」
https://www.youtube.com/watch?v=sqSYaTzI_xY
————————————————————————————————————————
こんにちは、吉信秀樹です。
最近、続けて2件、妻の知人から見積依頼がありました。お2人ともとても印象の良い方で、妻はこういう人とお付き合いがあるんやと、少し妻の株があがりました(本当)。昔から、その人を知りたかったらその付き合ってる人を見よといいます。その人の本棚を見よという言葉も同じくらい言われてますけどね(微笑)。
では、またお会いしましょう!