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2022.03.05
防音工事はうまくいったようです
当社の新築工事は、二階の子ども部屋を間仕切りせずに一室とし、ドアだけ二つ付けて将来的に間仕切りできるようにして建てる設計が多いのですが、この数年、「その将来の間仕切り需要」が年に1件ずつぐらいあります。そうですね、築8年ぐらいというのが印象としては多いように感じます。
今回は築5年のお宅からの依頼なのですが、ただ間仕切るだけではなく防音仕様にして欲しいとのこと。男の子の兄弟のケンカが絶えないそうなのですが、その理由の一つに音もあるそうなのです。互いの音が気になるということです。現在は何もないわけではなく、3枚引戸で仕切っているのですが、それでは音が止まりません。
実はこれもこの場合の設計に多いパターンなのですが、ドアとドアが隣り合っています。「ドアがそのままで壁だけ防音しても、ドアから漏れる音をドアからひらうと思うのでどうかなとも思いますが、防音ドアにしようと思うとけっこういいお値段になりますが、どうしましょうか?」と確認させていただいたところ、「そこまでたいそうなことは考えていないので、壁だけでお願いします」という話になりました。
私はマシにはなるだろうけど、やはりドアがそのままならそこそこ音が漏れるだろうなと心配しておりましたが、それでもかまわないということでしたので、GOすることにしました。
今回の防音の仕様としては、通常は空洞である壁の中に吸音ウールを仕込み、両側から遮音シートを張って、ボード、クロスと仕上げました。
今日でクロスが終わって、仕事の確認とともに、感想をうかがったのですが、「音の聞こえ方が全然違います!」とずいぶん喜んで教えてくださいました。試しに、いままでなら絶対に出来ないような大音量で音楽を流してみても、「遠くから聞こえる感じで、そんなに気になりませんでした」とのこと。
よかった!心配しておりましたが、今回の防音工事は成功のようです(微笑)。
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こんにちは、吉信秀樹です。
3日のひなまつりは三女の誕生日なので、夕食はいつも三女のリクエストでオムライスなんです。今年は妻が4日にちらし寿司を作ってくれたので少しひなまつり気分を味わいました、ありがとう。おひなさんもかざってあげたいなあ(微笑)。
では、またお会いしましょう!