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2021.12.25
オミクロン株で第6波到来しても、経済活動を止めるべきではない理由
かなり落ち着いていたコロナ禍ですが、そろそろ第6波の臭いがしてきました。おそらく1月の後半にはけっこうな騒ぎになり、またあの「自粛!自粛!」を続けることになりそうです。
でも、個人的にはもう第6波がきても、変に自粛をせず、自粛を求めることもなく普通に暮らすべきだと私は思います。
新型コロナ以前は日本でもインフルエンザで年に1万人以上の死者がでていたと言います。ん、コロナではそんなに死んでないな。確かに、感染力の強さや後遺症が残り症例などコロナとインフルエンザを全く同列に扱うことはできないとは思いますが、それでもこれまで年に1万人が亡くなる感染症であるインフルエンザがどんなに流行しても何の自粛も無し。せいぜい学校の学級閉鎖です。
私はコロナもそうすべきだと思います。いつまでもコロナ禍の自粛の生活を続けていると、病気の前に経済で死んでしまいます。安泰なのは公務員と一部の商売だけ。コロナはかかっても死なんかもしれんが、経済的な困窮は限度を超えると必ず命を奪います。
税金で救済といってもいつまでも出来ることではありません。1年や2年はともかく、こんな財政出動を何年も続けたら、プライマリーバランスが滅茶苦茶になってしまいます。全ての議員と公務員を半分にするくらいの荒業が打てたらまた話はちがうのでしょうが。
よくテレビで知識人なる方が「命と経済とどちらが大切か」などとのたまうが、私に言わせると浮世離れしてるというか、現実の世の中を知らないんじゃないですかという感じです。その命を守るために経済が必要なんです。自給自足の生活などおよびもつかないこの現代社会ではお金がないと生きていけません。
昔の人は言いました「金がないのは首がないのと同じ」。景気がいいとはお金の量がたくさんあることではなく、お金が回って動くことです。お金の動きをこれ以上止める政策は続けるべきではないと思います。
最後に暴論を一つ。人の命が経済とイコールではない、命の方が大切だと言うのであれば、自動車も全て禁止すればよろしい。交通事故で亡くなる方は、ひと昔前はいまのコロナで亡くなる方よりも多かったんです。交通戦争という言葉もありました。
あんなにたくさんの人が亡くなって(毎年1万人を軽く超えていた)、なぜ自動車を禁止しなかったか?経済活動に支障がでるからとしか言いようがありません。コロナの自粛も同じ理屈でいいと思うのですがおかしいですか。
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こんにちは、吉信秀樹です。
今年の師走は近年の中でも特に忙しかったです。でも、それも昨日で峠をこえました。今日で勝利して、明日からクルージングできそうです。ああ、でも年賀状など個人的なことがノータッチです。
では、またお会いしましょう!