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2021.12.03
『それはどこかに誤解と言うか勘違いがあると思います』
商談中や工事中のお客様と色々なやり取りをするわけですが、時々「それはどこかに誤解と言うか勘違いがあると思います」としか答えようのないことがちょいちょいあります。
差しさわりがありますので内容は書きませんが、簡単に言うと「他社さんではこんなのができるって言ってたんですけど、どうしてダイヨシさんは出来ないんですか?」といったニュアンスのことです。
得意とか苦手とかいうことを超えて、それは現実問題として物理的、ルール的、モラル的、工期的に・・・様々な理由で無理だと言わざるを得ないことを「他社さんができると言ってた」の一点で出来るはずだからやって欲しいとリクエストされることがあります。
それはこうこうで無理ですよという説明はできるだけ丁寧にさせていただくのですが、やはり自分のその希望には無理が無いと一度信じてしまうと、反対の意見が耳に入らなくなってしまいます。
「じゃあ、どうしてそこはそれができるって言うんですか?」とか聞かれたりもするんですが、「いや、それはどこかに誤解と言うか勘違いがあると思いますよ」「がっかりさせる話になって申し訳ないですが、普通に考えて無理だと思います」としか言いようのないことがあります。たいていの方はそれで納得してくださるのですが、中にはどうしようもない方もいらっしゃいます。私の説得力のなさを恥じ入るばかりですが、「なんでそこで頼まへんのかな」などとも感じてしまいます。いや、ホンマ。
たいていの場合はオチとして、後日、やっぱり勘違いがあったことがわかって「あれはやっぱりあきませんでしたわ。すいません」なんて言っていただけることも多く、そんな時はほっとするというか信頼関係が継続できたと安心したりします。
ところが、そんな風に言ってくださった方でも、同じような第二第三の矢が飛んでくるんですな(苦笑)。人間の面白くも難しいところです。
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こんにちは、吉信秀樹です。
先日、ヤクルトの日本一で終わった日本シリーズですが、ゲームの勝敗は行方がわからずその意味では面白かったのですが、内容的には低レベルでがっかりしました。ミスも多かったし基本的なことができていない。これが日本シリーズとはプロ野球のレベルも下がったというかしつけができていない印象ですね。えらそうですいません。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 設計・打ち合わせ