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2021.10.19
全室暖房と個別暖房
さて、すっかり秋になりましたね。すぐに暖房が必要な季節になると思いますが、私は家を高断熱化して全室暖房をするのがおすすめです。
まず光熱費ですが、現在の高断熱住宅であれば全室暖房をしても、ひと昔前の住宅で個別暖房しているよりも光熱費が安くなる可能性が高いんです。ウソみたいでしょ。高断熱高気密が条件です。
次に建物を傷める内部結露をさせない意味でも全室暖房が望ましいのです。結露は水分と温度差で起こりますので、内部結露の対策はいかに壁の中に水蒸気を侵入させないか、部屋と部屋の間で温度差を作らないかということになります。その意味で部屋間で温度差を作らない全室暖房は理想的で、言い換えると、個別暖房では建物を傷めてシックハウスの原因にもなる内部結露を発生させやすいわけです。
そして、体に負担のかかるヒートショックも全室暖房でふせぐことが出来ます。ヒートショックは家の中の温度差による体調の急激な悪化のことですから、温度差をなくせば当然なくなります。
家計にもやさしくて、家の長持ちにつながり、健康にもいいんです。リフォームでも何とか高断熱住宅にして全室暖房したいものですね。
PS 私の自宅は全くダメです(苦笑)。
もう少し詳しく話してみました。
https://www.youtube.com/watch?v=v8Na5uNfDqo&t=14s
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こんにちは、吉信秀樹です。
明日、母を施設からつれ出して、昼食にお寿司を食べに行きます。喜んでもらえるのが楽しみです。昔いっぱい幸せをくれた分を少しでも返さないと(微笑)。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 高断熱・高気密住宅