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2021.06.08

年々早くなくなる・・・奈良の木を使用した住宅への助成制度

 奈良の木を使用した住宅への助成制度という補助金があります。名前の通り、奈良の木を使って新築をしたりリフォームをすると補助金がもらえます。奈良県値域認証材とその他の奈良県産材と二つに分かれます。金額としてはMAXで25万円です。

 この補助金が始まったのは確か十数年前だったと思いますが、ルールを作るときに奈良県から「意見を聞きたい」と呼ばれて会合に参加したことがあります。そして県の音頭で懇親会もあり「産・官・学が力を合わせて奈良の木を盛り上げよう!」と一杯飲んだことが思い出されます。もちろん自腹ですよ(笑)。

 そんなわけで私はこの補助金にそれなりの思い入れがあるのですが、当初の数年はなかなか認知されず、年度末になっても予算が余っておりましたので何度か県から私あてに電話が入ったことがあります。「吉信さんのところで、もう補助金を使えるところはないですか?」と。

 当時は使う工務店も少なかったものですから、毎年何件か申請している当社にお声がかかったわけです。

 ところが、気が付くと予算を使い切って年度末にはなくなるようになり、あっと思えば秋ごろになくなるようになり、近年は夏にはなくなるといった調子でしたが、今年は地域認証材のほうはもうなくなりそうなんです。県のホームページで確認すると予算残額が50万円なので、あと2~3件しかないわけです。夏までもたない(苦笑)。

 これは多くの工務店に認知されたこともさることながら、やはり奈良の木を使う工務店も増えたんだろうなとは感じます。無垢の木を使う工務店というのが10年前ほど珍しくない。

 長年、細々と奈良の木もこの補助金も使い続けた私としては、やりにくくなりました。まあ、色々なことがやりにくくなってきている昨今です。でも、与えられた環境の中で頑張るしかないし、ボチボチやります。

 今年は2件しか申請していません。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
阪神タイガースは一つ正念場を迎えましたね。不安要素が全部出てきてる感じです。基本に帰って守備を固めてもらいです。守備が悪くて強かったチームはないというのが私の持論です。
 では、またお会いしましょう!

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