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2021.05.09
土地の購入は「いい」と思ったら急ぐべし
私は常々、「土地の購入は早い者勝ちなので、ここでいいかなと思ったら決断は早めにしたほうがいいですよ」「自分がいいと思った土地は他の人もそう思われる可能性が高いので、ゆっくり考えているとなくなるかもしれませんよ」とお伝えしていますが、先月、今月（今日ですわ）と改めて痛感することがありました。
先月、ＨＰから古家付きの土地を購入し、解体して新築を計画されているお客様より相談を受けました。ずっと土地探しを続けてこられて、希望のエリアの土地は売り物を全て知っていらっしゃるんじゃないかと思われるほどの物件知識をお持ちでした。本当に何でも知っていらっしゃるんです。
その方が候補があると言います。何でも一年ぐらい前から売れていないとのこと。それを聞いて私もつい油断してしまったのですが、概算で考えて「おそらく、ご予算内でいけるんじゃないですか」との判断を伝え、三日後に一緒に現地を確認しに行く約束になりました。お気持ちは「ここで家を建てる」ともう決めていらっしゃったんです。
私は値交渉の可能性を確認するために、先方の不動産屋さんに連絡を入れると、二日ほど前に買主がつき数日後に契約予定だとのこと。私もめまいがしそうでしたが（本当）、お客様に伝えると「まだネットで売りにでていますよ」とあきらめきれないご様子。「まだ、契約がすんでいないので出し続けてると思うんですが、契約予定と言われるとよほどのことがない限り無理だと思います」とお話しても、数日後でもまだ「まだ出てるんですけど」とおっしゃいます。
お気持ちはよくわかりますが、もうダメなんです。土地購入は早い者勝ちなんです。少ししてその広告も消えました。それからひと月ちかくたった今、次の候補の土地は見つかる気配がありません。
そして今日です。このひと月ほど、中古住宅を購入してリノベーションを検討されていらっしゃるお客様とやりとりをしておりまして、お客様がネットで見つけてこられた物件をネット情報とおおまかなリフォームのご希望条件だけで、「これはご予算に合わないと思います」と私の判断をお伝えしておりました。
このたびようやくご予算に合うものがあり、本日9：30に内覧の予定でしたが、お客様の都合で14：00に約束が変更になっていました。その少し前の11：46、先方の不動産屋さんより連絡があり「すいませんが、いま、買い付けが入りました」とのこと。「エーッ、じゃあ二番手ってことですか？前から今日見に行く約束になってたのに・・・それも待ってもらわれへんの」と言っても早い者勝ちのルールは曲げられないとのこと。
その不動産屋さんは、追い打ちをかけるように「それも現金のお客さんですわ」と言い放つ。ローンで流れることはないから、もうあきらめなさいよという意味です。くそーっ！
もう、うちのお客様はさんざん他の物件も検討して、もう買い付けを書くつもりでいてたのに。二時間の差でした。
土地や中古住宅などの不動産の買い付けは早い者勝ちだなんてことは痛いほどよくわかっていますが、改めて二か月連続で痛い想いをしております。
みなさん、いつまでもあると思ったらいけません。いいと思った土地や中古住宅は迷う時間ないですよ。いいと思ったらです。そうでなかったら、ゆっくり考えてください。
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こんにちは、吉信秀樹です。
今日は母の日です。吉信家では母の日は私と娘たちで食事をつくるということを続けておりましたが、娘たちは勉強に追われ、私の手料理も歓迎されなくなってきている今日（こんにち）、今年は妻のリクエストでケンタッキーになりました。私にとっては母の日じゃなくて妻の日ですな（苦笑）。買って帰ります。
では、またお会いしましょう！
カテゴリー： 土地さがし
