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2021.03.05
シックハウスのこと、ちゃんと理解して対策をしたいものです
みなさん、美容や健康のために飲み物や食べ物には注意されていると思うのですが、空気のことを気にする人はまだまだ少ないなと感じます。私は子どもの頃から気管支が弱くタバコの煙も苦手だったので、飲み物や食べ物よりも空気のほうに敏感だったような気がします。体に悪そうなものでもあまり気にせずに食べていましたが（苦笑）、ほこりっぽいところでは息をとめたくなるようなところがあったんです。
昔と比較して現代の住まいの空気環境は確実に悪化しています。原因は自然素材を使う家づくりから建材中心の家づくりに変わってきたこと、住宅が高気密化することにより自然な換気が失われてきたこと、昔のスキマ風だらけの家ではシックハウスなんかなりません。そして、車の排気ガスやＰＭ2.5など、そもそも外気も汚れてきているといったことがあげられます。
この汚れた空気を吸うことによって健康への様々な悪影響がありこれを総じてシックハウスと言います。シックカーやシックスクールという言葉も出てきていますが、場所が違うだけで意味は同じです。
同じ家に住んでいてもシックハウスになる人とならない人がいます。これは持って生まれたアレルギー体質や体の頑健さの違いによるものだと思われますが、「自分はシックハウスなんて関係ない」と思っている人でも意外に影響を受けているものです。ですから、しっかりとシックハウス対策をされた抗酸化住宅に住むと、「よく眠れるようになった」「お通じがよくなった」「お肌の調子がよくなった」「花粉症がマシになった」など、もともと健康な人がおっしゃいます。
シックハウスは大きく分けて3種類です。代表的なのが化学物質過敏症、これはホルムアルデヒドなどのＶＯＣ、かたく言うと揮発性有機化合物と言いますが主に接着剤やインクなどに含まれている化学物質のことです。このＶＯＣを吸うことによって、めまいや頭痛、吐き気、鼻水など様々な症状がおこります。ほとんどの方はシックハウスと言えば、この化学物質過敏症のことだけだと思っています。
実はシックハウスで一番多いのはハウスダストが原因のものです。ハウスダストとはホコリの中でも特に肉眼では見にくいほどの小さなもので、衣類などの繊維クズ、ダニの死骸やふん、ペットの毛、花粉、タバコの煙、カビなど色々とありますが、これらハウスダストは空気中に舞い上がりやすく、体内に入ると花粉症を含むアレルギー、アトピー性皮膚炎、喘息の原因になります。喘息もシックハウスなんです。
そして電磁波が原因の電磁波過敏症、日本ではいまだ電磁波過敏症は病気として認められていませんが、多くの健康被害が明らかになってきており、これからは最も重大なシックハウスになると思われます。ちなみに私が思うには化学物質過敏症と電磁波過敏症はイコールです。どちらかを発症すると、タイムラグはあっても必ずもう一方も発症します。化学物質の臭いが気になる方は電磁波にも敏感になります。専門的なことはわかりませんが、根っこが一緒のはずです。
住宅のシックハウス対策はリフォームでもできます。でも一番簡単な対策は換気をすることです。やはり、シックハウスの症状を訴える方は窓を閉めがちで換気の習慣があまりないという方が多いんです。普段から窓を開けて暮らしていらっしゃる方は、あまりシックハウスにはならないようです。
ただし、電磁波については換気だけでは対応できませんので、電磁波のことがわかる工務店で相談されるのがおすすめです。市販されている電磁波グッズも悪くはないと思いますが、やはり、家で電磁波対策をすると健康が変わります。
シックハウスの対策はなってからでは遅いんです。お酒の飲みすぎで体を壊してからお酒を控えても遅いのと一緒です。もちろんそれでも控えないよりずっといいですが、体をこわす前にお酒を控えるのに越したことはありません。いま、健康でシックハウスなんて縁がないと思っている方こそ、しっかりと対策していただきたいと思います。
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こんにちは、吉信秀樹です。
先日は妻と久し振りにデートをしました。安上がりの簡単なものでしたが、帰りに「今日は楽しかった」と言ってくれました。最近は年に1～2度ぐらいは出るようになりましたが、一時は仕事の虫で何年もそんな時間を持っていませんでした。あんなに仕事ばっかりせんでもよかったかな（苦笑）。
では、またお会いしましょう！
カテゴリー： シックハウス
