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2021.02.08
「でかした!」 お客様との思い出
一昨日、ちょっとした修理依頼でお得意様のところにうかがいました。紹介で初めてご依頼いただいてから足掛け22年、気が付けば27度目のご依頼です。その中には新築もありましたし、大きなリフォームもありました。お客様向けのセミナーでもお話しいただいたことがあるお得意様中のお得意様です。
当初、ご依頼いただいたお父様とお母様はすでにお亡くなりになり、現在はご兄妹が別世帯ですがお付き合いくださっています。
妹さんとお話ししていて、流れで「お父様からもごひいきいただいて・・・」と話すと、「そうそう父がたいそう社長のことを気にいって、『いい人だからって』いつも褒めてました」と続けてくださいます。
お父様がお亡くなりになった後、お母さまからも「うちの主人はどこから誰が来ても気に入らない人なんです。あいつはこうや、こいつはここがあかんとまあ人にはやかましい人でした。でも不思議ですねえ、吉信さんのことだけは一回も悪く言ったことがないんです。」と何度となくお話しいただきました。ありがとうございます。
そのお父様との思い出話を一つしました。「実はお父様とは忘れられない思い出がありましてね。長女(大学3年)が生まれた時に、電話だったんですけど『名前をなんてつけた?』と聞かれて日向子とつけましたと答えると『でかした、さすがや!子をつけるのがえらい!』と驚くほどほめてくださったのが、一生忘れられないぐらいの思い出になっています。」
すると妹さんは我が意をえたりとばかりに「そうなんですよ!父は・・・」とおっしゃって、どんな話が聞けるのか一気に楽しみになったところで、お兄さんがドアを開けて入っていらっしゃって、続きがかき消されてしまいました(苦笑)。お兄さん、すいません。
またの機会の楽しみとしておきます(微笑)。
実は親御さんがあんまり褒めてくださると、特に息子さんなどはかえって反発されたりしてやりにくいこともあるのですが、お父様の高評価をそのまま受け継いでくださるところに、つい家風なども感じてしまう今日この頃です。
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こんにちは、吉信秀樹です。
昔はよく長女を現場に連れて行ったものですが、このお宅には連れて行ったことがないように思います。今思えば少し残念なことをしたように思います。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 人生論