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2020.12.07
建築に不利な土地を買わない為には、工務店と一緒に見に行く
私はいつも土地を見に行くのは不動産屋さんとではなくて工務店のほうが良いと申し上げていますが、今日はその理由を書いてみます。
よく「買ってはいけない土地を教えます」などとセンセーショナルな文言でセミナーをしたりユーチューブで話されたりしている方がありますが、確かに建築について不利な土地というのがあります。ただし、「買ってはいけない」とまで言うと少し言い過ぎではないかとも思います。
建築に不利な土地とは例えば費用面において、前面道路との高低差が大きくて外構工事が高額になったり、道が狭いことによる追加費用がかかったりする可能性のある土地です。駐車場代が必要になったり、大型車が入れない為に小分けの搬入をしたりすると別途費用がかかることがあるのです。つまり全く同じ建物を建てても、建築費用が高くなってしまう土地のことです。
費用のみではなくて設計が難しい土地もあります。日当たりが確保しにくかったり、ガレージと建物の配置の関係が難しかったり、プランニングのベースと申しますか設計環境があまり好ましくない土地もあるんです。
このような建築に不利な土地を選ばない為には、不動産屋さんではなくて工務店、建設会社と一緒に土地を見にいくのがおすすめです。これは決して不動産屋さんのことを悪く言うわけではありませんが、やはり不動産屋さんは時として売主さんからも「この土地を売って欲しい」と頼まれていらっしゃる、はなはだしい時には「まだ売れませんのか」と催促されていることもあるということをご理解いただきたいと思います。
たまたま同じエリアで探している方がいらっしゃると、なんとかこの土地に誘導したいと思うのも人情です。
その点、私たち工務店は売主さんとのそのようなしがらみが一切ありませんので、純粋に買主さんのために建築に適した土地だけをすすめることができます。不動産屋さんはその土地のいいところを教えてくれますが、私たち工務店はその土地の悪いところと言っては語弊がありますが、建築について少し苦しいところをお伝えします。当然のことですが、建築に不利な土地は私たちにとってもやりにくいのです。
ユーチューブでも話してみました
https://www.youtube.com/watch?v=NECI3khTQ6k&t=9s
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こんにちは、吉信秀樹です。
先月の29日、私の誕生日に三女が「菜々子の好きな戦国武将ベスト10を当てよ」との問題をもらい、私は4人しか正解しませんでした。その結果「親せきとしか認められません」と一筆をいただきました。「父」と認められるには6人以上当てないといけなかったようです。ちなみに8人当たると「神」だそうです(笑)。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 土地さがし