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2020.08.24
半沢直樹考
二十数年ぶりぐらいで、大河ドラマ以外のテレビドラマを観ています。はい、半沢直樹です。私はテレビは基本的にニュースとスポーツしか見ません。バラエティなどは時間がもったいないと思いますが、プレバトの俳句だけは別です。あれは出てみたい(笑)。
さて、その半沢直樹、これだけ話題になっているだけのことは確かに面白い。ただ、せっかくストーリーがしっかりしていてそれだけで楽しめるのに、オーバーな演技にリアルさがなく、変に安っぽくなっているのが惜しい。三谷幸喜が大河ドラマで新選組をコントにしようとしたときのような不愉快さを感じる。
あの顔の演技が面白いという向きもあるのかもしれませんが、現実の男社会の戦いはあんなに幼稚じゃない。
さて、個人的には「倍返し」という言葉は嫌いです。半沢直樹は「公憤」をもって正義の戦いをしているところが痛快なのに、倍返しと言う言葉がなんだか「私怨」を感じさせてしまう。そうじゃないことがわかってるだけにもったいない。
私は男の怒りというものは公憤でないといかんと思っています。その意味では半沢直樹は男の中の男で実によろしい。それが倍返しと言う言葉によって、私憤の臭いがしてしまうのが惜しい。
そして何と言っても、現在のステージの帝国航空って完全にJALの話じゃないですか。ネガティブな内容でここまであからさまに特定企業をイメージさせることに驚きを禁じ得ない。あの女大臣が前原誠二でしょう?個人的にはJALの社員がどんな目で見ているのか興味があります。友達にパイロットがいるのでいずれ聞いてみよう。
ストーリー的に難しいかもしれませんが、半沢直樹が稲森和夫のポストで帝国航空を再建するところを見てみたい。
ドラマを見ない私が言うのもなんですが、こんなに面白いドラマはそうないと思います。サラリーマン社会の出世競争を経験した人にはたまらんのじゃないですか。企業に生きる男の想いは経験がないとわかりにくいと思います。子どもができんと親の気持ちがわからんのと一緒ですね(微笑)。
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こんにちは、吉信秀樹です。
9月に家族旅行に行くことにしました。一泊ですがとても楽しみです。はい、Go Toトラベルです。あと何回家族旅行ができますかね。カウントダウンに入っている吉信家ですが、楽しんできたいと思います(微笑)。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 人生論