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2020.06.05
工務店はOBのお客様の面倒をみないといけない
今日はお客様にご紹介いただいて、木製の門扉の修理に行ってきました。昔ながらの立派なしつらえでした。大工さんをちょっとのことで段取りするのもロスが多く、自分で行ってきました。行ってみると、これは大工さんの仕事というよりは建具屋さんの仕事だなと思いましたが、まあ、なんとかおさめてきました。
それはいいとして、お施主様曰く、「建てたところが来てくれない」とおっしゃいます。何でも、建ててくれた会社はやや遠方で(片道40分ぐらいかと推察)、昔は無垢材を使った家も建てていたが、代が変わっていまは建売のような家ばかり建てていて、無垢材のメンテがわかる人材がないとのこと。だから、近くの会社で見てもらってくれと言って、あっさり断られたそうな。新築されたのは16年前。
おいおい、ちょっと待てよ。新築させてもらったんやろ。面倒くさがらんとちゃんとお世話しろよ(怒)。自分が出来へんかってもわかる職人つれていけるやろ。「どうせ、たいして金にならん仕事や」と判断していいかげんにしてるとしか思えない。
家を建てる人が工務店を選ぶのは大変な気持ちで選ばれているのだと思います。その期待に応えるべく、誠意は見せないといけない。いつまでも頼ってくださる以上、できることを一生懸命にやらないと。
書きにくいのですが、正直なところお施主様の側に問題のあることも時にはあります。うちではほとんどありませんが(残念ながら過去に1件だけあり)、悪質なクレーマーであったり、常識が通用しない人もいらっしゃいます。16年もしたら、そんな人からは離れたくなる気持ちもわからなくはないが、今日の方は全くイヤのところのない、いたって常識的な、私の思う「とてもいいお客様」でした。
もし儲かりそうなリフォームなら喜んで来るんでしょ?仕事を選ばないで、OBのお客様ならしっかりと面倒を見てください。頼みますわ。
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こんにちは、吉信秀樹です。
2年前にフラフープの先生をしている友人にもらったフラフープを最近毎日つかっています。2ヶ月ぐらいです。腰痛予防にもなるというので始めたのですが、まだ実感はありません。でも、その代わりに違う効果があるような気がします。それは言えません(笑)。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: 建築全般