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2016.06.19
うだつの町並み
奈良匠の会(地域工務店の会)の旅行にて、高松は美馬市脇町の「うだつの町並み」を見学してまいりました。
「うだつ」とは、壁面からつき出したしっくい塗りの袖壁で「火よけ壁」とも呼ばれ、隣家とひっついた町並みで、防火の役目をはたしていました。
江戸時代、裕福な商家はこのうだつをあげた立派な家を競って建てました。甲斐性がないとできないことから「うだつがあがらない」の語源になっています。
立派なうだつがあがった家が連続する町並みを見て、「ああ、俺もなかなかうだつがあがらんなあ・・・」と一人、苦笑しておりました。
ちなみに、屋根の上にたちあげる小さな屋根も「うだつ」と呼ぶことがあるそうで、私はもともとそちらのほうを聞いておりました。
帰って調べてみると、どちらも「うだつがあがらない」の語源だとされています。まあ、語源なんてそんなものか(笑)。私の感覚で言うと、屋根の上のうだつのほうが、本来の意味のニュアンスが伝わりやすいように思います(微笑)。
さて、家をさわることはないと思いますが、うだつがあがるように頑張ろう!
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こんにちは、吉信秀樹です。
今日は父の日ですね。家族は何やら計画をしてくれているようです。私は子どもの頃、何もしてこなかったので、今にして後悔の思いがあります。できが悪いっていうのは仕方のないもんですね(泣)。
では、またお会いしましょう!
カテゴリー: ちょっと寄り道・・・随想風(?)