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2019.08.03
店舗新築の相談・・・みんな大丈夫か？
今日、近鉄奈良駅の近くで店舗の新築の相談をうけました。はい、現地を見てほしいとおっしゃるので、初対面が現地でした。
行くと、道がせまくて車は軽しか入ることができません。既存の建物の解体からで、おまけに隣家とつながっていて、縁をきってあげないといけません。
どんつきになっているのが幸いですが、重機も小さいのしか入れず、後の建築も難航が予想されます。三階建ての建築が希望で一階が飲食店、二階三階を宿泊施設にされるとのこと。２０坪の三階で６０坪の建物がご希望。
前面道路まで水道管も細いものしかきておらず、３０メートル近く道路を掘って引き込みもしないといけない模様。
ざっくりご予算を聞いてみると３０００万円ぐらいでとおっしゃいます。いや、残念ながらここは６０００万円ぐらいはみていただかないと無理だと思いますよと言うと、たいそう驚かれて心外なご様子。
「ひょっとしたら相談されるのはうちが初めてですか？」と尋ねると、実はうちで３社目らしい。「他社さんは何もおっしゃってなかったんですか？」と聞くと、見積を作ってもらう約束だけして具体的にいくらかかりそうとかは話していないとのこと。
最後に「もし、お話が合えば、工事はいつぐらいでお考えですか？」と尋ねると２月末とおっしゃる。思わず私はおうむ返しのように、「それは無理だと思いますよ」とお答えしました。
「ここの工事は半年では無理やと思います。工期は車を何台止められるかによって大きく影響されるのですが、「ここは止められないでしょ。近くのコインパーキングにしても絶対に生産性は下がりますので、建物の規模から考えても半年以上はかかると思います。お正月もはさみますし、９月頭で着工しても微妙です。
そもそも、いまこの場で契約いただいても、９月の着工はありえないですよ。これからプランを固めて、建築確認とって・・・。仮にこの事務作業が間に合ったとしても、このタイミングでこの工事に入れる職人さんがいないです。普通に考えたら年明け着工で夏に完成ぐらいだと思います」
ここまでお話して、他社さんは２社とも全くそのようなお話をされず、ただ見積もりをつくる約束だけをして帰ったとのこと。
う～ん、どこか知らんけど（聞いてないけど）、みんなホンマに大丈夫か？もうちょっと、基本的な計画を聞いて、方向性に問題がないか確認してあげやんといかんのじゃないかと強く感じました。
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こんにちは、吉信秀樹です。
昨夜は長女の友人、武庫川女子大学建築学科の現役女子大生９名が当社のショールームに宿泊いたしました。日頃の課題から解放されて実に楽しそうというか賑やかでした。ついでに、何か講義をしてあげたいぐらいでした（笑）。
では、またお会いしましょう！
カテゴリー： 新築住宅
