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耐震等級3が全棟標準仕様
耐震等級とは地震に対する建物の強度を示す指標のひとつです。
建物の耐震性能によりランクが3段階に分かれており、大吉建設では最高等級である「耐震等級3」全棟標準仕様にしています。
耐力壁をバランス良く配置し耐震性を高める
建物の中心を「重心」 建物が持つ強さの中心を「剛心」と言います。
重心と剛心のずれを偏心率といい、地震が発生したとき、このずれが大きいほど建物への負担が大きくなります。
大吉建設はこの偏心率をできるだけ小さくなりように1棟1棟計算し、耐力壁をバランス良く配置しています。
制震部材『TRCダンパー』を標準仕様
( S-Harukaを除く )
建物の地震対策として「耐震」「制震」「免震」の3種類があります。
「耐震」とは合板や金物などで建物をガチガチに固めて、揺れても建物が壊れないようにするイメージです。しかし、一定以上の負荷がかかると一気に倒壊する恐れがあります。割り箸が折れるイメージです。
「制震」とは建物の揺れを吸収して軽減することにより、倒壊ポイントまで揺れが届かないようにするものです。
「免震」とは基礎と土台を間接的につなぐことによって、そもそも揺れないようにするものですが、当社では不要だと判断しています。まず、高額すぎること、設備など破損の恐れがあること、直下型地震(縦揺れの激しい地震)には効果がないことなどが主な理由です。そもそも免震とは建物が壊れないようにするためのものではなく、小さな地震を人が感じないようにするためのものです。
地震のエネルギーを60%程度におさえる
耐震強度として耐震+制震で本当に強い家になります。
100年間メンテナンスフリー
TRCダンパーに内蔵の「特殊粘弾性ゴム」は、時間経過や温度による性能劣化が少ないため、メンテナンスしなくても、優れた効果を持続することができます。