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2021.03.04小林徳貴
プランニング事情と設計士に自分でかいた間取りをみせるのはよくないのか?というお話
新規格住宅『リモートワークStyle』を新しく追加しましたが、そのプランも僕が担当させていただきました。
帰宅時にはすぐに手洗いができる動線や、リモートワークルーム、とても広いLDKと吹き抜けに、洗面所も広く計画し、ゆったり落ち着く空間と機能性も兼ね備えたプランになっております。詳しくはお問い合わせください。
プランニングはペンでしたり、タブレットを使う方法でされている方も聞きますが、僕はまだペン派です。エスキース用の芯径が2㎜もある太いものでしています。文字は書きにくいのですが、プランニングでは文字はあまり書かず、せいぜい自分だけが理解できるメモ程度なので問題ありません。プランニングでは単線で書いていきますので太いと線がわかりやすいのです。また、一般的には4.55㎜マスの方眼紙を使用しますが、0.5㎜程度だと方眼の線と太さが同程度になり分かりにくくなるので僕は使用することは少ないです。(何の話)
一つのプランを作るには何度も何度も書き直し、より良いプランを目指し続けます。
写真のように間取りだけではなく、立面、断面、パースもラフに描きながらプランニングを行います。
間取りだけに注目しがちですが、開放感や広く感じる、というような事は空間の設計に深く関わってきますので間取りだけではなく、空間として考えるとより良いと思います。
よく「設計士さんに自分でかいた間取りをみせるのはよくないのか」という旨の質問をいただくことや見かけることが多くあり、またそれに対して「あまり良くないので出来るだけやめましょう」というアンサーをみかけることがありますが、僕は別に構わないし、むしろ良いぐらいに考えています。
確かにそれをみせることによってこうしないといけない!と思いこむ設計士さんもいるかもしれませんがそこは打ち合わせの際にあくまでイメージはこんな感じ~・・・。とお伝えすれば良いと思います。
自分でかいてきてもなんとなくもうちょっと良くならないかな~なんて思いながらみせてくださる方がほとんどだと思います。
そこで我々がプラン提案をさせていただく際には、「やっぱりプロは違う!!こっちの方が良い!!」と設計のむずかしさを体感しつつ、楽しんでもらえるので大歓迎なのです。(笑)
せっかくの家づくりなのでめいっぱい楽しみましょう。
僕のように歓迎する方と少し嫌がる方がいらっしゃると思いますので最初に聞いてみて、反応をみるという方法もありかもしれませんね。(笑)それではまた~(^^)
カテゴリー: ショールーム