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2020.09.27小林徳貴
絶景と設計方法
夏が終わり、涼しくなってきました。こういう過ごしやすい気温は大好きです。
僕はマンションで一人暮らしですが、夏場は部屋がとても暑かったです。ですが冬場はとても暖かく、暖房いらずなのでこれから電気代が少し安くなることから気分は上々です(笑)
さて、今年は紅葉を見にいくと心に決めているのですが、どこに行こうか迷い中です。滋賀県のメタセコイア並木とか行ってみたいですね。紅葉に限らず、あそこはとても綺麗で感動します。
僕は絶景が大好きです。その絶景スポットでぼーーーーーーーーーーっとすることがたまりません。無になれます。その時には綺麗〜とかすげ〜とか心地良いなぁとかを思っているわけですが、その事しか頭の中にはありません。
他の事は一旦忘れてただ景色に没頭する、自分の心が単純、純粋になる実感があります。その感覚がたまらなく好きです。(伝わっていますか?笑)
鳥の鳴き声や木が風で揺れている音、水面が太陽に照らされている光景等があると自分が自然と一体化してるような気になれる事もたまりません。
ずっとその場にいたいとまで思わせる自然の凄さに感激します。絶景最高!!!
こういう気分転換になるような事はとても大切だと思いますが、設計でも活きてくる時があります。
当社ではご要望、ご希望をお聞きしてからお見積もり+プラン提案まで2週間はいただくことが多いです。
ですが、2週間ずっと考え込んでいる訳ではありません。実は大体のゾーニングや大まかなプランは1日2日で出来上がっています。
ここから何をしているかというと、少しの間そのプランから離れます。これを日本を代表する有名建築家は「熟成させる」と表現されます。僕もこの熟成させるという行為をします。
これをすることによってまた別のアイデアが浮かんできたり、ここをこうした方が良いか!等もう一回プランに戻った時に違う角度で考えることができるようになるのです。場合によっては全く変わったりもします。これがまた面白いところですね。
お施主様によっては見積もりまだでも良いからプランだけでも先に見せて欲しいとおっしゃられる事がありますが、すいません。僕の場合はそういった経緯からあまり先に完成していないのです。(微笑)
この熟成させている期間に絶景に行くと良い気分転換になり違う考え方が出来るよう促進されている気がします。
では先日車で伊勢志摩辺りまで行ってきました、絶景「横山展望台」でぼーっとしている僕を載せておきます。
平日の早朝に着いたので貸し切り状態でした。ここもまた無になれます。(笑)おすすめです!
ではまた(^^)
カテゴリー: 日常