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デジタル水平器 異聞

 これまで水平器はレーザーで墨を出すものと、棒状で気泡の位置で判断するアナログなものとの2種類を使っていました。私が大工を始めた頃はレーザーの水平器などはなく、水盛り缶といってゴムホースの中の液体の高さで判断する超アナログなものを使っておりましたので、これでも「ずいぶん進化したものだなあ」と感慨を持っておりました。

 水盛り缶って、わかる人はもうあまりいないんじゃないですかね。うちの親方アナログやったから(笑)。

 しかるに先日、床の傾きについて相談してくださった方(前回のブログに書きました)が送ってくれた写真がデジタルの水平器だったんです。傾きが1000分の0.1mm単位で数字で出るんです。小さいものだったので、精度はどうかなと感じる程度のものでしたが、「いやいや俺の水平器は1mやけど、それでも気泡だけで見てる」と買わんといかんような脅迫観念が生まれて、すぐに購入しました。

 普段はお付き合いのある金物屋さん(道具屋さん)で購入するのですが、いくらぐらいするものなのかネットで探ってみると、結構安かったので「これでいいか」とそのまま頼みました。もちろん、一番長いやつです。アマゾンです。

 今日、届いたのですが、アマゾンにしては納品までに数日かかったので、「在庫がなかったのかな」などと考えていたのですが、それが驚いたことに海外から送られてきてるのです。そんなん書いてたっけ。それが精密機械やのに簡単な梱包で・・・なめとる(苦笑)。

 大丈夫か?と思いっきり疑って色々と試してみると、おかしいんです。明らかに狂っている。「あー、安もんはやっぱりあかんか」とあきらめかけたのですが、「一応読んどこうか」と英語の説明書に目を通しました。日本語はゼロだったんです。まあ、それも面白くなかった(苦笑)。

 パラパラとめくっていると、カリブレーションという見出しがありました。「おっ、調整できるんか?」と思って読んでいくと、「最初に工場で最大限の注意を払って調整しているが、もし必要であれば調整できます」と書いてある。「イフ ネセサリー」という表現に少し笑ってしまった。「万一」ぐらいにしといて欲しい(笑)。

 平易な文章なので、幸い読むのには困らなかったのですが、レベルがきれいに出てるところ(きっちりと水平なところ)でやらないといけないらしい。そんなところ会社の中にはない、多分(笑)。さて、どこかの現場でやってみるか。キッチンの上なんかがいいかもね(微笑)。

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 こんにちは、吉信秀樹です。
昨日、名古屋の母に会いに行こうとしたら、感染症対策で今月から事前に予約をしないといけなくなったとのこと。融通はきかんらしい。そのまま妻と方向転換してお出かけしてきました。しかし、人数のコントロールではなく、単に手続き上のことなので、予約するだけで感染症のリスクが減るとは考えにくい、何か対策の方向性が違うような気がする。
 では、またお会いしましょう!
 

 

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